建設業許可 静岡県知事許可
(般-06,07)第38209号




























| 工事内容 | 屋根工事 |
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雨漏りのご相談があり現地調査に伺いました。築50年以上経過しているため瓦葺の方は下葺き材の劣化が進み何箇所か雨漏りが発生していました。瓦を撤去してから下地を合板で補強し、新しい軽量瓦での葺き替え工事をご提案させていただきました。「レクトプルーフ」は見た目が瓦調なので葺き替え後も違和感なく美観が保たれる仕上がりになります。一段下がった下側の屋根ですが瓦棒葺き(桟葺き)と呼ばれる屋根で緩勾配に採用される金属製の屋根になっています。ジョイント部分には角材が入っていますが年数の経過により傷みが進んでいました。こちらの屋根も葺き替え工事が必要なので一度剥がして新たに屋根材を張っていきますが瓦葺きと比べて勾配が緩い屋根となっていますので、レクトプルーフは使用不可です。こちらは緩勾配対応の立平葺きでご提案させていただきました。






瓦と瓦棒のトタンを撤去したら構造用合板の12㎜を張り詰めていきます。今回は下地の垂木に留めて下地を補強していきます。












合板の上に防水シート(改質アスファルトルーフィング)を張っていきます。












下屋根の「立平葺き」を張り、上屋根に「レクトプルーフ」を張っていきます。












緩勾配(かんこうばい)とは、屋根の傾斜が3寸勾配(約16.7度)以下の屋根を指します。緩勾配の屋根のメリットは傾斜がないので足場を組まなくても作業できる場合や屋根の施工面積が小さくて済むので材料費や施工費が安く上がります。デメリットでは傾斜が少ないので水はけが悪くなり雨漏りが発生しやすく屋根材の劣化が早まります。また屋根材の制限がありたて葺きでの施工になります。立平葺きはガルバリウム鋼板でできているので軽く地震に強い屋根材です。最近新築でもよく見かける屋根材になります。一番低い軒先から一番高い棟までが1枚のつなぎ目のない屋根材になっていますので止水性が高く勾配(傾斜)の緩い屋根に施工できるのが大きな特徴です。
完成しました。












色は艶消しブラックで統一しましたがかっこよく仕上がりお施主様には大変喜んでいただけました。
この度は弊社に工事のご依頼をいただきまして誠にありがとうございました。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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